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古江彩佳の強さ グリーンの距離感抜群 ケガをしない頑丈な体

スポニチアネックス / 2024年7月16日 4時39分

メジャー初制覇を果たし、大会ポランティアから祝福される古江(中央)(AP)

 ◇米女子ゴルフツアー エビアン選手権 古江彩佳 日本女子4人目メジャーV

 【スポニチ本紙記者・山手あかりが見た古江の強さ】古江はショットの正確性が抜群で、ショートゲームもうまい。全てにおいて強い選手だが、今週はグリーン上が好調だった。

 特に際立ったのはタッチの良さ。最終日は1番から、20メートル超のやや下りのロングパットを難なく2パットでパーセーブすると、14、15番では10メートル超のバーディーパットを連続で入れた。

 このコースのグリーンは傾斜がきつくて読みづらい。他の選手が苦しむ中、パット数は29、28、28、27で4日連続で20台をマーク。計112回は全体で3番目に少なかった。古江自身は「ラッキーだった」と話すが、難グリーン攻略が最大の勝因だったと思う。

 ケガのない強靱(きょうじん)な体も古江の強さのひとつだ。ナショナルチームに在籍していたジュニア時代から転戦が多く、全国大会や国体ではトレーナーが同行。他の選手たちはマッサージなどで疲労回復に努めていたが、古江は「先生!私大丈夫です。おいしいもん食べたらもう(疲れ)取れます」とトレーナーの施術を受けることはなかったという。

 滝川二高時代の恩師、角谷真吾監督は「“その代わりにこのアイス食べたいです”って言ってね(笑い)。なんせね、彩佳は本当に頑丈なんですよ、体も心も」と話す。

 今大会で現地入りしたのは開幕4日前の7日。早めに入って毎日練習ラウンドを行う予定だった。荷物トラブルでキャディーバッグが届かず約2日間クラブを握ることはできなかったが、18ホールを回って調整した。

 初めてのコースだと1日で36ホールを回ることもある。頑丈な体があるからこそ、練習量が多く、入念な準備もできる。(大阪桐蔭高ゴルフ部出身)

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