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ゴルフ日本勢躍進2つの理由 宮里藍さんの影響で意識が変化 「世界で勝つ」協会のツアー強化

スポニチアネックス / 2024年7月16日 4時37分

メジャー初優勝を飾り、トロフィーにキスする古江(AP)

 ◇米女子ゴルフツアー エビアン選手権 古江彩佳 日本女子4人目メジャーV

 古江は、今季メジャー2人目の日本人優勝者となった。全米女子オープンを制した笹生優花に続く快挙達成。ここまでの4大会で延べ11人がトップ10入りを果たすなど、日本勢躍進の訳に迫る。

 第一に宮里藍さんの存在がある。古江も憧れの選手に宮里さんを挙げるように、今、中心選手として活躍する世代は世界ランク1位に立つなど世界で活躍する姿を見てきた。19年の渋野日向子の全英女子オープン優勝も、「自分も」と奮起させる出来事の一つになった。メジャーの舞台に「立つ」ではなく「勝つ」ことを目標とする意識の変化があった。

 日本女子プロゴルフ協会のツアー強化が土台をつくった。「世界で勝つ!」をテーマに13年から始動。コースセッティングで、優勝スコアを通算イーブンパー前後から同20アンダーを超える幅の広い設定を行った。「意図的に優勝スコアの幅を広げ、世界で勝つために、攻めないと上位に行けない試合をつくってきました」と小林浩美JLPGA会長。また4日間大会を増やし、打席数など大会会場の練習環境を基準化。スタッツ項目を30に増やしてデータ分析の機会を選手に提供した。

 自身もエビアン選手権を97年に制した小林会長は「これまでの日米の経験が合わさって、メジャー優勝の栄誉を勝ち取ったと感じる。とても誇りに思う」と古江を祝福した。

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