HRダービー出場のT・ヘルナンデス「なるべくセンター方向に」大谷翔平からの助言明かす 1回戦は19本

ホームランダービーに出場したドジャースのT・ヘルナンデス（AP）

　ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手（31）が15日（日本時間16日）、レンジャーズの本拠、テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われた大リーグのオールスター戦前日恒例となっているホームランダービーに出場。1回戦で19本を記録した。

　今回から新ルールが設けられ、1回戦は3分間で最大40球を打つことができる。また、ボーナスラウンドとして3分間を終えた後に3アウトするまで打つことができる。全8選手が出場し、上位4選手が準決勝に進む。

　T・ヘルナンデスは序盤、柵越えが伸び悩んだが、休憩タイムには大谷やグラスノーだけでなく他チームのヤンキース・ソト、ブルージェイズ・ゲレロも駆けつけアドバイスを送ったり水を渡すなど激励した。

　ボーナスラウンドで6本を稼ぎ、計19本で前半出場4選手のうち3位だった。

　出場を終え「非常に難しかったけど、今は気分も爽快」と汗を拭い「スタミナも十分ある。次のラウンドになんとか進んで優勝したい」と語った。

　また、大谷からのアドバイスは「左中間、なるべくセンター方向に向かって打て」だったとも明かし「ファイナル行きたい」と笑みを見せた。