森永卓郎氏 サマー学童への補助金制度創設に「専業主婦で子育てしてる人にもその分金払えよって」

経済アナリストの森永卓郎氏

　がん闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏（67）が16日、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」（月～木曜前8・00）にリモート出演。子育て支援に対する私見を述べた。

　番組ではこども家庭庁は2025年度にも夏休みの時期などに短期間だけ開く放課後児童クラブへの補助金制度の創設を調整すると伝えた。共働き世帯の増加をふまえ、ニーズが多い夏休みの受け皿増加につなげるもの。

　これについて森永氏は「このサマー学童もそうなんですけれども、例えば今ベビーシッターを雇う時まで補助金を出しているんですね。一方専業主婦世帯で、女性が自分の手で子育てをしてる場合ってのは一切補助がないんですよ」と指摘した。

　「で、私は子育て全体を支援するべきで、ライフスタイルによって、共稼ぎなのか片稼ぎなのかっていうことによって差別をすべきではないと思っていて。だから学童とかベビーシッターに金出すんだったら、専業主婦で子育てをしてる人にもその分金払えよって、私は思います」と持論を述べた。