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井上尚弥に挑戦のドヘニーは誇り高き”戦士” 「逃げたり、生き延びたりしようとは思わない」

スポニチアネックス / 2024年7月16日 16時52分

ラミド(左)戦で強打を浴びせるドヘニー

 ◇プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBO2位 テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が16日、都内のホテルで会見し、9月3日に東京・有明アリーナで元IBFスーパーバンタム級王者でWBO世界同級2位テレンス・ジョン(TJ)・ドヘニー(アイルランド、26勝20KO4敗)を相手に2度目の防衛戦を行うことを正式発表した。

 対戦決定を受けたドヘニーのコメントは以下のとおり。

 「まず、この機会を与えてくれた大橋さん(秀行会長)、(帝拳ジム会長の)本田(明彦)さん、そして”モンスター井上”にとても感謝している。俺が先祖代々からの戦士であることは誰もが知るところで、井上と素晴らしい戦いを見せるつもりだ。俺は自分の力と不屈の精神を信じている。これまでの連中のように逃げたり、生き延びようとは思わない。俺は戦いに来る。ベストなヤツが勝つと思う」

 スーパーバンタム級でWBO2位、WBA6位、IBF7位、WBC9位のドヘニーはサウスポーの強打者。アマで約200戦後、オーストラリアへ渡って12年4月にプロデビューした。18年8月、プロ20戦目で岩佐亮佑(セレス)に判定勝ちしてIBF王座を獲得し、19年1月には高橋竜平(横浜光)を11回TKOで下して初防衛に成功。同年4月にWBA王者ダニエル・ローマン(米国)との王座統一戦でプロ初黒星を喫して陥落し、フェザー級での世界挑戦にも失敗したが、23年6月に中嶋一輝(大橋)に4回TKO勝ちしてWBOアジア・パシフィック同級王者となり、世界戦線に再浮上した。

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