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オリ・田嶋 鬼門のベルーナで4年ぶり登板し6回1失点 新フォームがハマり投手版満塁男の本領発揮も

スポニチアネックス / 2024年7月16日 20時35分

<西・オ>先発した田嶋(撮影・木村 揚輔)

 ◇パ・リーグ オリックス-西武(2024年7月16日 ベルーナD)

 4年ぶりの鬼門で、オリックス・田嶋が進化を証明しようとめいっぱい左腕を振った。ベルーナドームでは試合前時点で通算4試合で1勝3敗、防御率12・38と大苦戦。2回9失点を喫した20年9月9日以来の敵地マウンドで、6回5安打1失点と試合を作った。

 「久々に投げる球場ですので、マウンドから見る景色も違うと思いますし、自分の感覚とすり合わせながら投げていけたら」

 21年4月20日以来3年ぶりの対戦となった前回4月23日の西武戦では5回1失点(自責0)と力投し、20年7月4日以来の白星。「京セラで投げさせてもらい、なんか打たれちゃう感じはなくなりました。少し兆しが見えて、投球の幅が広がった」とつかんだ手応えを生かし、この夜は5回に浴びた犠飛による最少失点に抑えた。3回は2死満塁をしのぎ、22年から試合前まで満塁機で16打数無安打を誇る“投手版満塁男”の真価を発揮した。

 前回9日のソフトバンク戦では7回無失点で4勝目を挙げた。その登板直前の投球練習でワインドアップを試し、そのままぶっつけ本番で快投。この日も新フォームで力投を続け、勝ち星こそつかなかったが次へとつながる登板となった。

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