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山崎伊織 高校時代「凄いなぁ~」と見ていた同郷&同学年の才木に投げ勝って7勝目「凄くうれしい」

スポニチアネックス / 2024年7月16日 21時48分

<巨・神>7勝目の山崎伊(左)は大城卓とともに喜ぶ (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2―1阪神(2024年7月16日 東京D)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が阪神戦(東京D)で今季自身最多の128球を投げ、8安打を打たれながらも7回1失点と粘投。戸郷と菅野に並んでチーム最多タイとなる今季7勝目(2敗)をマークした。

 阪神戦の勝利は2022年8月4日(東京D)以来2年ぶり通算2勝目で、自身の阪神戦連敗を3で止めている。

 初回に岡本和の適時打と大城卓の適時二塁打でいきなり2点の援護をもらったが、直後の2回に3安打を集中され、小幡のポテンヒットで1失点。それでも、その後は同じ兵庫県出身で同学年、同じ右腕の相手先発・才木との意地と意地のぶつかり合いを制した。

 試合後、お立ち台に上がった山崎伊は「ちょっとランナーいっぱい出して。点取っていただいたあともすぐ点取られちゃったんですけど、なんとか粘って粘って7回まで投げられました」と128球の熱投を振り返ると、投球内容については「尻上がりに少しずつストレートも良くなってって。きょうの状態を見て岸田さんが凄いうまく…いつもあまり多く使わないボールを多くしていただいたりとか、引っ張っていってもらったなぁと思います」とバッテリーを組んだ岸田に感謝した。

 5回には2死一、二塁のピンチを招くも二塁手・吉川とのピックオフプレーで二走・野口をけん制で刺し、ピンチを脱した。「キャンプからたくさん練習してたんで。年に一回あるかどうかだと思うんですけど。ああいうのはおっきいんで。はい」と“年イチ”サインプレーの成功にしてやったり。

 また、投げ合った才木について聞かれると「高校の時も何度か、練習試合とか試合したことあるんですけど、僕は全然プロに行けるような実力なかったんで、凄いなぁ~と思いながら見てたんですけど。こうやって投げ合えることができて凄くうれしいですし、まだまだ頑張らなきゃいけないなと思います」と笑顔だった。

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