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井上尚弥 9・3史上2人目の4団体V2戦 “日本人キラー”ドヘニーには「一発も触れさせない」

スポニチアネックス / 2024年7月17日 5時2分

<井上尚弥会見>ドヘニーとの防衛戦が決まった井上尚弥はベルトを手にフォトセッションに臨む(撮影・沢田 明徳)

 ◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者・井上尚弥≪12回戦≫WBO2位テレンス・ジョン・ドヘニー(2024年9月3日 有明アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が16日、都内のホテルで会見し、9月3日に有明アリーナで元IBF同級王者でWBO世界同級2位テレンス・ジョン・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦を行うことを正式発表した。4団体で2度目の防衛戦はスーパーミドル級4団体統一王者サウル・“カネロ”・アルバレス(33=メキシコ)以来2人目で、日本人キラーからの“完封勝利”を宣言した。

 5月の東京ドーム決戦から約2カ月。歴史的一戦を終えても井上の闘志の火が消えることはない。ドヘニー戦が正式に決まり「一発を警戒しながら一発も触れさせないボクシングをする」とネリ戦に続く完勝を宣言した。

 ドヘニーは18年に元世界王者の岩佐亮佑(セレス)に判定勝ちするなど過去の対日本人戦績は3勝2KO。前日計量から大幅に増量することでも知られる強打者にも「スピード勝負で触れさせなければ問題ない。フィジカル勝負の必要もないくらいの技術を見せて完封したい」と格の違いを見せつける構えだ。

 当初はIBF、WBO世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)との対戦が濃厚だったが、相手が地元でノンタイトル戦を優先したことで消滅。そのグッドマンに過去に敗れた“格下”を相手に選んだことで、海外では批判的な意見も出ている。それでも井上はモチベーションの低下を真っ向から否定し「自分の中では気の抜けない戦い。この試合をクリアしてこの先もスーパーバンタム級で魅せる戦いをしていく」と来年まで約2年は同階級での試合をこなす考えを改めて示した。

 先月にWBAから通達された指名試合に応じなかったためベルト剥奪の可能性もあったが、同王座を保持したまま臨める見通し。「どうせ防衛戦をやるなら4本持って入場した方が気持ちいい」。笑顔を見せながらも、次戦への強い決意をにじませた。

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