WBA1位のプロモーター「ドヘニーを選んだことはがっかり」 井上尚弥と“年末対戦”を熱望

ドヘニーとの防衛戦が決まり会見する井上尚弥（撮影・沢田　明徳）

　◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ　統一王者・井上尚弥≪12回戦≫WBO2位テレンス・ジョン・ドヘニー（2024年9月3日　有明アリーナ）

　井上がWBAから指名試合を命じられていた同スーパーバンタム級1位ムロジョン（MJ）・アフマダリエフ（ウズベキスタン）のプロモーターで、英興行大手マッチルーム社のエディー・ハーン代表は落胆の色をあらわにした。ドヘニー戦決定に「井上は素晴らしい王者だが、ドヘニーを挑戦者に選んだことにはがっかり。スーパーバンタム級で残された唯一の好マッチアップはMJとの対戦だ」と批判した。

　一方で、年末の挑戦を目指す考えを明かし「言葉に出し続けることで、対戦が実現した時にはより大きな試合になると思う」と話した。