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渡哲也さん 撮影秘話…寝不足で挑んだ大門団長殉職シーン 19日刊行「西部警察」写真集第9弾

スポニチアネックス / 2024年7月17日 5時32分

石原裕次郎さん(左)と渡哲也さんが共演するドラマ「西部警察」

 人気刑事ドラマの写真集シリーズ第9弾「西部警察 PERSONAL9 渡哲也」(青志社)が19日に発売される。

 2020年に死去した渡哲也さん(享年78)が演じた大門圭介部長刑事を特集。共演した石原裕次郎さん(87年死去、享年52)の命日「あじさい忌」であるきょう17日に合わせて発表された。シリーズ第1弾では、裕次郎さん演じる木暮謙三捜査課長との2ショットが中心だったが、今回は「大門軍団」を率いる団長の魅力を徹底的に深掘り。アクションシーンやメーキングカットなどの秘蔵写真176点を詰め込んだボリューム満点の128ページだ。大門の2人の妹(古手川祐子、登亜樹子)の初公開ショットも収録されている。

 多彩な写真とともに注目されるのは、渡さんのマネジャーを44年務めた前河潔さんのインタビュー。元々は京都で弟の渡瀬恒彦さんのマネジャーをしていたが、渡さんが京都で映画を撮影した際に運転手で付いたのがきっかけで気に入られ「東京に来い」の一言で上京した人物だ。

 前河氏は、84年10月の最終回「さよなら西部警察 大門死す!男たちよ永遠に…」が「最も印象深い」と述懐。総費用5000万円をかけた、親友だった原田芳雄さんとの最後の決戦のシーン。前河さんによれば、渡さんは殉職シーンに備え目を血走らせるためにあえて寝不足で撮影に臨んだという。「渡さんの心中を察すれば、一発勝負に懸ける覚悟の気持ち。激走、激闘、全てに渡さんは全力で、まさに鬼気迫る熱演。テレビ史に残る大スペクタクルでした」と明かしている。

 前河さん自身もリハーサルでは渡さんのスタントに入ることもあった。パート1の第47話の激流での格闘シーンを振り返り「渡さんは終わっても息が上がりません。基礎体力と運動神経は抜群で、全てに手を抜かない人でした」と称えている。

 また、大門と軍団の巨大ポストカード2枚が特典として付いている。

 ▽西部警察 大門率いる西部署捜査課の面々が、最新のマシンや銃器などを用いて凶悪な犯罪者を追い詰めていく刑事アクションドラマ。79年10月にスタート。激しい銃撃戦やカーチェイスはもちろん、国会議事堂の前で装甲車を走らせたり、煙突を倒す爆破など破格のスケールの撮影、全国縦断ロケなどが人気を呼び、84年10月までに3シリーズ、全236話が放送された。

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