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巨人・伊織の意地 同学年で同郷の阪神・才木に投げ勝った!首位陥落危機救うチームトップタイ7勝目

スポニチアネックス / 2024年7月17日 5時32分

<巨・神>7勝目の山崎伊(左)は大城卓とともに喜ぶ(撮影・西川 祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2-1阪神(2024年7月16日 東京D)

 巨人の山崎伊織投手(25)が16日、東京ドームの阪神戦に先発して7回8安打を浴びながら1失点に抑えて7勝目。同学年で同じ兵庫出身でもある阪神・才木浩人投手(25)とプロ入り後初の投げ合いで堂々と投手戦を演じた。前半戦最後の伝統のカードである3連戦を1勝1敗に戻し、首位キープ。依然としてセ・リーグは混戦模様だが、一戦必勝のスタンスで白星を重ねていく。

 しつこく、粘り強く投げた。球宴前最後の登板。だから山崎伊は「できるところまで(力を)出し切る」と決めていた。プロ最多の128球を投じて手にした価値ある白星。「尻上がりに良くなった。なんとか粘って投げられました」と笑った。

 初回に2点の援護を受けるも2回に3安打で1失点。それでも丁寧に低めを意識して投げた。4回2死では小幡の鋭い打球が右足甲付近を直撃したが、ベンチ裏での治療後に続投。5回2死一、二塁では相手の隙を突いて二塁けん制で刺し「キャンプから練習していた。年に一回あるかないかのプレー」と誇った。リードを守り、7回8安打1失点。チームトップタイの7勝目を手にした。

 同じ右投げで同学年、さらに兵庫出身でもある才木との投げ合い。明石商時代、才木の須磨翔風とは練習試合で数度対戦し「身長がでかくて、凄かった」と振り返る。才木は高卒でプロ入りも「僕はプロにいけるような実力はなかった」と東海大に進学。ともに右肘の故障を乗り越え、昨季に山崎伊は10勝、才木は8勝をマークした。刺激を受け、自分を高めてくれた存在とのプロで初となる投げ合い。負けるわけにはいかなかった。

 一度決めたらやり通す。さらなる飛躍を目指す4年目。「一年間、通して投げ続ける」と目標を掲げた。そのためにオフは川崎市のジャイアンツ球場で走り込み。「何回も寒いし、布団におりたいと思ってしまうけど、ちゃんと一発で起きて動き出した」と自らを律して練習を重ねたことで、ここまで順調なシーズンを送れている。

 接戦を制して首位を堅守したが、めまぐるしく順位が変動する大混戦は続く。「まだまだ頑張らないといけない」と山崎伊。同郷のライバルと投げ合って手にした白星を、さらなる成長につなげる。(青森 正宣)

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