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早実ヒヤヒヤ初戦突破 延長10回に2年生・三沢Jr由和がV打「気持ちで打てた」苦しむ先輩救った

スポニチアネックス / 2024年7月17日 5時2分

<明大八王子・早実>タイブレークの延長10回、早実・三沢は勝ち越しの適時打を放つ(撮影・五島 佑一郎)

 ◇第106回全国高校野球選手権西東京大会3回戦 早実6-4明大八王子(2024年7月16日 スリーボンド八王子)

 延長10回タイブレークで、ヒヤヒヤの初戦突破。早実に勝利をもたらしたのは、甲子園優勝投手のDNAを受け継ぐ2年生外野手だった。

 「気持ちで打てた。野球をやっていて一番うれしかった」。9回に4―4として突入した延長10回。1死二、三塁から三沢由和(2年)が中前に決勝の2点適時打を放ち、試合を決めた。先発を外れたが「大事なタイミングで回ってくる」と5回の守備から右翼で出場し、2打席目で甘く入ったスライダーを捉えた。

 父は巨人・三沢興一3軍投手チーフコーチ。帝京(東京)時代はエースで4番を務め92年選抜の優勝投手になった。偉大な父からは幼少期から野球について学び「上のレベルの野球観を話してくれた」と感謝する。

 6球団のスカウトが集まったプロ注目の高校通算62本塁打の1番・宇野真仁朗(3年)が5打数無安打など、苦しんだ打線を救った三沢。和泉実監督は「大きな収穫」と称え、三沢は「宇野さんは甲子園に行くべき人。一緒に甲子園に行きたい」と力を込めた。(宮沢 颯人)

 ≪こちらも2年生!中村が163球完投≫こちらも2年生の左腕・中村心大(こうだい)が、延長10回、163球を投げ切って5安打4失点完投勝利。4失点した4、5回は守備の乱れもあり自責点は2。6回以降は直球主体の無安打投球で「持ちこたえたのは成長」と振り返った。春は左肘内側側副じん帯を痛め投球できず。リハビリ期間は土台づくりに注力し、最速は5キロアップの143キロになった。次戦に向けては「自分が流れをつくれるように」と話した。

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