ヤンキース・ジャッジ ナ軍の先発・スキーンズとの対決に「とても楽しいものになる」

レッドカーペットショーに参加するジャッジ（撮影・柳原 直之）

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（32）が16日（日本時間17日）、第94回オールスター戦を前にテキサス州アーリントン市内で開催された「レッドカーペットショー」に参加した。

　ジャッジが登場すると集まったファンからは一際大きな歓声が上がった。ファンサービスでサインに応じるなど、周囲に笑顔を振りまいた。

　レンジャーズの本拠地テキサス・アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われるオールスター戦ではア・リーグの「4番・中堅」でスタメン出場する予定。試合に向け「間違いなく素晴らしい試合になるでしょう。最高の若手投手の1人（スキーンズ）と対戦できる。我々は素晴らしい打線。とても楽しいものになると思う」と待ち切れない様子で話した。

　自ら切り出した通り、ナ軍先発のスキーンズの存在は気になるようで「（スキーンズを見てると）大学時代にUCLAのバウアーとコールと対戦したことを思い出す。特別なワンツーパンチだった。スキーンズのこれまでの成功はとてもクール」と元DeNAのバウワーと昨年のサイ・ヤング賞投手でヤンキースの同僚・コールを引き合いに出して高く評価した。

　今季のジャッジは前半戦終了時で、34本塁打、85打点はともに両リーグトップ、打率・306もリーグ4位と三冠王を狙える成績を残している。チームの世界一へ向けても「ヤンキースとしては、自分たちを最高の位置に置こうとしています。フロントオフィスは、必要な穴を埋めるために動く。ただ、我々は今のところ素晴らしいチームだと思う」と球団フロントとの共闘を誓っていた。