「大谷翔平ホームラン」トレンド急上昇でトップ！球宴初アーチにネット「これぞスーパースター」

3回の第2打席で右中間席に3ランを放つ大谷翔平（撮影・西尾　大助）

　◇オールスター・ゲーム　ナ・リーグ―ア・リーグ（2024年7月16日　アーリントン）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が16日（日本時間17日）、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦でナ・リーグの「2番・DH」で先発出場。4年連続4度目の出場となった球宴の第2打席で球宴初本塁打を放ち、X（旧ツイッター）上ではワード「大谷ホームラン」が急上昇し、瞬く間にトレンド1位に駆け上がった。

　大谷が球宴で本塁打と打点をマークするのは、球宴8打席目で初となった。日本選手では2007年にマリナーズ・イチロー外野手がランニング本塁打を放っているが、柵越え弾は初となった。この一発にネット上では「これぞスーパースター」「やっぱり持ってる」「奥さん＆デコピン効果！」「真美子夫人とレッドカーペットパワーだ」「最高の確信歩き」などの声が上がっている。

　大谷が豪快な一発を放ったのは、0―0で迎えた3回無死一、二塁の第2打席。レッドソックスの右腕ホークとの対戦し、2ボールからの3球目のスプリットを捉えると、打球は右翼席へ一直線。打球速度103.7マイル（約166.8マイル）、角度29度で舞い上がった打球は、400フィート（約121.9メートル）地点で弾んだ。ダイヤモンドを一周する際はドジャースでもおなじみのポーズを見せ、笑顔、ベンチに戻るとT・ヘルナンデスからひまわりの種を浴びて祝福を受けた。球宴でのドジャース勢の本塁打は1996年のマイク・ピアザ以来28年ぶりとなった。

　初回1死走者なしで迎えた第1打席は今季9勝を挙げているオリオールズの右腕バーンズとの対戦。フルカウントまで持ち込み、最後は外角カットボールを見極めて一塁へ歩いた。