大谷翔平を3本差で追うオズナ「すぐ後ろにいられるように…」“珍要求”告白 日本語の師匠はイチロー

試合前にバットを手にするブレーブス・オズナ（AP）

　◇オールスター・ゲーム　ナ・リーグ3―5ア・リーグ（2024年7月16日　アーリントン）

　ブレーブスのマルセル・オズナ選手（33）が16日（日本時間17日）、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦で7回に代打で途中出場。遊ゴロに倒れ1打数無安打だった。

　オズナは3－5の7回2死一、二塁と一発出れば逆転の場面でドジャース・大谷に代わって代打で打席に入った。ただ、低めの球で遊ゴロに打ち取られ、反撃とはならず。得点機を逸した。

　3回に大谷が放った3ランについては「いい時間だった。彼は世界でも特別な才能を持つ選手。彼とプレーすることはアメージング。I　love　him（彼が好き）。彼はベスト。彼の本塁打を見られて幸せだった。MVPは獲れなかったけど良かった」と最大級の褒め言葉で称えた。

　オズナは現在26本塁打で、ナ・リーグトップの29本塁打を記録している大谷を3本差で追っている。ただ、前日の、フリー打撃の練習中には長時間、大谷と話し、一緒に自撮りもするなど交流を深めた。「本塁打王を争っていることについても話した」といい「僕が彼のすぐ後ろにいられるようにあまり打ち過ぎないでと言った」と“珍要求”したことを明かした。

　さらに、「僕は日本語を（マーリンズ時代に）イチローから学んだ」とし「ありがとう、またね、黙れ、元気、左、右」と次々と日本語を繰り出し、メディアの笑いを誘った。

　後半戦もオズナと大谷の激しい本塁打王争いが望まれる。