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近大福岡が2年連続8強 決勝打を放った大谷翔平と同じ、7月5日生まれの河村悠は「絶対優勝します」

スポニチアネックス / 2024年7月17日 13時29分

<近大福岡―福岡工大城東>2―2の8回2死二塁、右前へ決勝タムリーを放つ近大福岡の4番・河村悠

 ◇第106回全国高校野球選手権大会 福岡大会(2024年7月17日 近大福岡3―2福岡工大城東)

 福岡大会5回戦は17日、北九州市民球場などで行われ、近大福岡は3―2と福岡工大城東に逆転勝ちし、2年連続8強に進んだ。8回に1点差を追いつき、なお、2死二塁。そこまで3打数無安打だった4番・河村悠太郎(3年)のバットから快音が生まれる。

 「みんながつないでくれた。自分が決めたかった」と右前へ決勝タイムリーを運ぶ。

 1年秋から4番に座る河村悠は、06年7月5日生まれで「大谷翔平さんと同じです。大谷さんのような力強いスイングができればいいと思っています」とうれしそうに語る。肘井利一監督(54)も「勝負を決める場面で(ヒットが)出るようになってきた」とその成長に目を細める。

 夏の福岡県大会はベスト8が最高。準々決勝で当たる3連覇を狙う九国大付とは昨夏の練習試合で勝っているが「(九国大付のエース)田端君が投げていない。打って絶対に優勝します」と河村悠。視線の先にあるのは初の4強ではなく、夏の頂点だ。

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