9・25フェニックスバトルで大橋秀行会長とリカルド・ロペスが再会「当初はエキシビションでどうかと…」
スポニチアネックス / 2024年7月17日 17時44分
プロボクシング大橋ジムは17日、都内で会見し、9月25日に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 122」の対戦カードを発表した。同興行は全試合がミニマム級によるもので、当日は同階級の”象徴的存在”で、元WBC世界同級王者リカルド・ロペス氏(メキシコ)をゲストに招待することを発表した。
無敗で引退した名王者ロペス氏は1990年10月25日に後楽園ホールで大橋秀行会長と対戦しWBC世界同級王座を獲得した。同氏とは、10年前に米ラスベガスで行われたWBC総会以来の再会だという大橋会長は「当初はエキシビションでどうか、という話もあったがそこはお断りした」と冗談を交えながら「リカルド・ロペスと再会できるのは胸にぐっとくるものがある。とても楽しみ」と感慨深げ。当日は世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)も来場予定で、ロペス氏と大橋会長の対談やセレモニーが予定されている。
同興行を手がけた中屋一生会長は、今年5月6日に東京ドームで行われた井上尚―ネリ戦を含む4大世界戦でプロモーターを務めた大橋会長の功績を称えるためのものでもあるとし「5月の東京ドーム興行を成功させた、大橋会長がWBCミニマム級タイトルを獲得されて、日本人世界挑戦21連敗で止めてから34年。“アフター東京ドーム”のイメージでミニマム級に焦点を当てた興行をやりたいと思った」と意図を説明。
所属ジムから3選手が出場する大橋会長は「どうしても軽量級は軽く見られがちなところある。それを覆すにはKO。みんな積極的だし、倒せなくてもKOを狙う気迫もあるので試合を楽しみにしている」と話した。
対戦カードは以下のとおり。
▽東洋太平洋ミニマム級王座決定戦12回戦 ジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン/8勝3KO)VS石井武志(大橋/8勝7KO1敗)
▽日本ミニマム級挑戦者決定戦8回戦 森且貴(大橋/12勝3KO3敗)VS松本流星(帝拳/3勝1KO)
▽日本ユース・ミニマム級タイトルマッチ8回戦 宮沢蓮斗(松田/7勝2KO2敗1分け)VS北野武郎(大橋/6勝3KO1分け)
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