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巨人・岡本和真が大大爆笑お立ち台!303日ぶり左翼に「めちゃくちゃ汗かきました。ベンチから長いんで」

スポニチアネックス / 2024年7月17日 20時59分

<巨・神> ファンとハイタッチをかわす岡本和(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3阪神(2024年7月17日 東京D)

 巨人が阪神に連勝し、首位をガッチリとキープした。岡本和真内野手(28)が5回に今季15度目の勝利打点となる中堅フェンス直撃の適時二塁打。先発の井上温大投手(23)は4回1/3で84球を投げ3失点と踏ん張れなかったが、中継ぎ陣が得点を許さず逃げ切った。

 2023年9月18日以来303日ぶりとなる「左翼」で先発オーダーに名を連ねた主砲が、1点を追う5回に1死から吉川が右翼線への二塁打、ヘルナンデスが左前適時打で同点に追いついて、なおも1死二塁の場面で、相手先発左腕・大竹が投じた3球目の真ん中やや低めのカットボールを強振。打球はグングンと伸びて中堅スタンドまであと数センチのフェンス直撃の勝ち越し二塁打を放った。

 直近9試合で6V打と別格の存在感でチームをけん引する主砲が、お立ち台でも別格の輝きを放った。

 しびれる1点差の試合を決める5回の決勝打を振り返り「後ろにつなごうと。いい流れに乗れました」とクールに語った岡本和。そして303日ぶりとなる左翼でのスタメン出場について聞かれたキャプテンは「僕、あまり試合って汗かかないんですけど…今日はめちゃくちゃ汗かきました」と真顔で語り場内を沸かせる。続けて汗の理由について「あの~ベンチから出るとこ(守備位置)まで長いんで」と話すと、東京Dが大爆笑と拍手の嵐に包まれた。

 8回には佐藤輝の大飛球を追いフェンスに体当たりするなど、打点部門トップを独走する54打点目を挙げたバットだけでなく左翼守備でもハッスルプレーを見せた岡本和が、19日からの中日との前半戦ラスト3連戦(バンテリンD)も勝利への一打を放つ。

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