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巨人・阿部監督が語った「勝負の分かれ道」阪神・岡田監督との駆け引き「動いてくるならここかなって」

スポニチアネックス / 2024年7月17日 22時14分

<巨・神>5回、生還した吉川(右)を迎える阿部監督(中)(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3阪神(2024年7月17日 東京D)

 巨人が阪神に連勝し、首位をガッチリとキープした。岡本和真内野手(28)が5回に今季15度目の勝利打点となる中堅フェンス直撃の適時二塁打。先発の井上温大投手(23)は4回1/3で84球を投げ3失点と踏ん張れなかったが、中継ぎ陣が得点を許さず逃げ切った。

 阿部慎之助監督(45)は試合後、決勝打の岡本和を称え、5戦ぶりスタメン復帰で打点をマークした坂本を思いやり、そして「ピッチャーの頑張りで勝ちました」と井上の降板後に得点を与えなかったリリーフ陣に目を細めた。

 しかし、2日連続となる1点差ゲームは、ベンチワークの勝利でもあった。1点をリードして迎えた6回の守備。1死一塁で打席に立った阪神・坂本の場面で、一走・大山がカウント2-2からスタートを切った。しかし、この動きを読んでいたかのように岸田が外角へボールを外すと、坂本はハーフスイングで三振。さらに、岸田が最高の送球で大山も二塁で刺した。

 この場面についてベンチからのサインだったと明かした阿部監督。「度胸据えてエンドランを外せたので、長年キャッチャーやっていて良かったなと思いました。(カウント)3―2も承知で。昨日、岡田さんがね“走れ走れ言ってるのに走らない”って言ってたから。動いてくるならここかなって、自分の勝手な勘で。岸田もナイスボール投げたしね。あそこが勝負の分かれ道というか境目だったんじゃないかなと思います」と振り返った。

 昨季、阪神を日本一に導いた名将・岡田監督との駆け引き。45歳の指揮官は「もちろんね、僕はまだ1年目ですけど…長い間監督されている方を相手にしてるのでね。なるほどな、と思う時もたくさんありますし、勉強しながら、キャッチャー目線でいつも見るようにはしてるんですけど」と真剣な表情で語った。

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