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【高校野球】これぞ4番!福岡大大濠の高田が決勝打で8強「4番として決めないといけない強い気持ち」

スポニチアネックス / 2024年7月17日 22時59分

<福岡大大濠・祐誠>8回に勝ち越し打を放ち喜ぶ福岡大大濠の高田(撮影・杉浦 友樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会 福岡大会5回戦 福岡大大濠5―3祐誠(2024年7月17日 久留米)

 福岡大大濠が接戦を制して21年以来のベスト8に駒を進めた。

 7回に同点に追いつくと8回に4番の高田大賀(3年)が勝ち越しの右前適時打。真っすぐを振り抜きガッツポーズ。「4番としてしっかり決めないといけない強い気持ちでした」と役割を果たした。

 先発したプロ注目の最速149キロ右腕、柴田獅子(3年)が4回2/3、3失点でマウンドを降りるなど中盤まで苦しい展開だった。ベンチでは「9回トータルで勝てばいいから」という声が飛んでいたという。高田は「前の試合も柴田が打ってほかの選手がが返しているところもあった。柴田だけに頼れないなという。チームとしてみんなでワンチームで」とエースのピンチを救った。

 高校通算24発の強打者も4回戦は無安打だった。八木啓伸監督からは「この試合は頼むぞ」と背中を押されていた。高田は「自分の中でも迷惑をかけた。一本欲しいところで出せたらと思っていたので出せて良かった」と話した。

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