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朝乃山 右膝の次は左膝負傷で夏場所5日目から休場へ このまま秋場所全休なら幕下転落も…

スポニチアネックス / 2024年7月18日 5時2分

<大相撲名古屋場所4日目>一山本に押し倒しで敗れた朝乃山(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所4日目(2024年7月17日 ドルフィンズアリーナ)

 初日から3連勝の朝乃山がまたも休場危機に立たされた。一山本に押し倒された土俵上で左膝を負傷。自力で土俵を降りられず、名古屋市内の病院へ搬送された。5日目以降の出場は絶望的で、このまま出場できなければ昨年春場所以来の十両転落が濃厚。秋場所も休場となれば、幕下まで落ちる。朝乃山ら勝ちっ放し4人に土がつき、平幕・御嶽海を寄り切った横綱・照ノ富士がただ一人、4連勝で単独首位に立った。

 左足が土俵にかかり反撃開始と踏ん張った直後、落とし穴が待っていた。朝乃山の左膝が内側へ入ったまま落下。右足で立ち上がろうとしたが、再び腰を落とした。

 右手、左手もついて荒い息を繰り返す。自力で土俵を下りられないため警備の親方衆の肩を借り、車椅子で花道を下がった。報道陣からの問いかけに「大丈夫です」と硬い表情で語った後、名古屋市内の病院へ運ばれた。

 西前頭筆頭の春場所で9勝し、東小結の夏場所は21年秋場所以来の三役に返り咲いた。ところが直前の4月25日、千葉・木更津巡業で右膝内側側副じん帯を損傷して全休。2年8カ月ぶりの晴れ舞台は踏めなかったが、三役復帰を期す今場所は前日まで3連勝。その取組後、右膝について「今のところはしっかり踏み込めています」と力強かっただけに失意のほどはいかばかりか。

 今度は逆の左膝。会場内の診療所で症状を聞いた師匠の高砂親方(元関脇・朝赤龍)は、5日目の出場について「難しいと思う。まだ歩けない」と見通しを示し、今後について「しっかり治すこと。とにかく検査してから」と慎重な口ぶりだった。

 部屋付き親方で、母校・近大の先輩でもある若松親方(元幕内・朝乃若)は「“前回より厳しい。音とかがひどいような気がする”と言っていた」とその言葉を伝えた。夏場所を全休した際の診断書は全治3週間。実際は6月中旬の稽古再開まで2カ月近くかかった。秋場所も全休となりかねず、十両どころか幕下転落も覚悟しなければならない事態になった。

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