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21年のMVP同士・ハーパーとの初共演に見た大谷の余裕 周り見えている4年目の“風格”

スポニチアネックス / 2024年7月18日 1時33分

3回、3ランを放ちハーパーの出迎えに笑顔を見せる大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇オールスター・ゲーム ナ・リーグ3―5ア・リーグ(2024年7月16日 アーリントン)

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回はドジャース・大谷の4度目の球宴に迫った。

 ドジャースの大谷は4年連続4度目の球宴で、ナ・リーグでの出場は初めてだった。試合後の会見。「ナ・リーグのクラブハウスで最も驚かされた選手は?」という質問に「ハーパー選手は一緒にケージワーク(室内打撃練習)をして、試合前にどういう練習をしているのかも見た。凄く勉強になった」と発言。4年目の落ち着きか、よほど印象に残ったか。自ら具体的な選手名を披露すること自体が珍しかった。

 選出8度目の31歳のハーパーは故障の影響などで、18年以来6年ぶりの出場。21年にはア、ナに分かれMVPを受賞し合った大谷との初共演は注目点の一つだった。メジャー挑戦を翌年に控えた17年のキャンプ中、大リーグ公式サイトのインタビューで「ハーパー選手の打撃を見るのが好きです」と答えたことがあった。前日、ハーパーにこの発言を伝えると「僕も彼の打撃が大好き。バットがボールを突き抜けていくような感じが印象的だ」とうれしそうだった。

 試合だけでなく、練習から共演が実現したことは感慨深かった。試合後のハーパーは「私とイエリチ、ターナー、翔平らで“構える時に手をどこにセットするか”など話していた。翔平はそういう(助言を取り入れる)姿勢があるから、あれほど成功できるのだろう」と感心していた。

 記者にとっても4年連続4度目の球宴。大谷と同様に右も左も分からなかったコロナ下の21年と比べると周りが見えてきた…はずだった。この日の大谷の会見。私は予定していたハーパーに関する質問が直前で出たため、急きょ内容を変更。「本塁打が期待された中で打ったことで自信になり、自分の中で変わりそうなものはあるか?」と質問した。焦点がぼやけ、別の記者からも「まとまりがない質問したな~」とイジられる始末。大谷のように謙虚に勤勉な姿勢で精進していきます。

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