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ソフトバンク・甲斐が猛打ショー やっぱり“北九州男” 3安打も5打点も前回は北九市民球場

スポニチアネックス / 2024年7月18日 6時2分

<ソ・ロ>8回、2点二塁打を放ちポーズを決める甲斐(撮影・成瀬 徹)  

 ◇パ・リーグ ソフトバンク6-4ロッテ(2024年7月17日 みずほペイペイ)

 ソフトバンクの小久保監督が「我慢の7月」と表現する打線のジメジメを“甲斐砲”が、快方へと向かわせた。

 「大山が頑張っていたのでね。何とかしたかった」と0―2の2回2死一塁でフルカウントからフォークを左翼席に運ぶ同点の3号2ラン。6月7日のDeNA戦以来の一発を放てば、3―3の6回2死一、二塁では中前適時打で勝ち越し。4―3の8回2死二、三塁では2点二塁打を放った。

 “北九州男”を思い出させる固め打ちだった。3安打は北九州市民球場での6月21日のロッテ戦以来。自己最多タイの1試合5打点も同球場での21年4月20日の楽天戦以来。2位・ロッテ相手に勝ち越しに成功し「ここは大事だったので何とか良かったです」と少しだけ笑った。小久保監督は「打撃陣の中では、今日は甲斐の日だったなという感じでしたね」と8番打者を称えた。

 ただ、自分のことよりも投手を褒めるのが甲斐だ。プロ初先発だった大山、2番手・沢柳のルーキーをリードした扇の要は「本当に2人ともいい球投げてましたよ。沢柳が流れを止めてくれたし」と称えた。 (井上 満夫)

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