「出発進行！」中島健人 海外進出に手応え感じる理由「今年に入って『推しの子』の主題歌を…」

京成スカイライナーの利用者5000万人記念式典に出席した中島健人（撮影・糸賀日向子）

　俳優の中島健人（30）が17日、都内で、イメージキャラクターを務める京成スカイライナーの利用者5000万人を記念した式典に出席した。3月にSexy　Zoneを脱退して新たなスタートを切っており、海外での活動への意欲を示した。

　2010年7月に運行を開始した、京成上野駅と成田空港駅を結ぶ3代目「京成スカイライナー」の利用者が先月、累計5000万人に到達。自身は19年から「京成王子」を演じており、海外での仕事で空港に向かう時に必ず乗っているという。

　この日、会場と成田空港駅が中継で結ばれ、記念ライナーが中島の「出発進行！」の合図で出発した。自身は3月に30歳に“到達”し、同月末でSexy　Zoneから脱退。現在は俳優として活動するほか、歌手のキタニタツヤ（28）とユニット「GEMN（ジェム）」を結成した。

　海外でも人気のアニメ「推しの子」の第2期オープニング（OP）主題歌「ファタール」を担当。YouTubeで今月4日に公開されたOP動画は1127万回再生（17日午後7時現在）を突破している。「今年に入って『推しの子』の主題歌をやらせていただき、外国の方に楽曲を聴いてもらう機会が増えてきている」と手応え。次の目標は「国内だけでなく、国内外でしっかりライブパフォーマンスをしていきたい」と力強く語った。

　海外ドラマデビューとなるHuluオリジナル「Concordia（コンコルディア）」も今年配信予定で、世界進出への礎を築いている。京成王子が京成スカイライナーに乗って、世界へ羽ばたいていきそうだ。（糸賀　日向子）