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藤井王位 21歳最後の対局を勝利で飾れず「力不足。一方的な内容になった」 渡辺九段に完敗で1勝1敗

スポニチアネックス / 2024年7月18日 17時45分

大盤解説会場であいさつする藤井聡太王位(右)。左は渡辺明九段(撮影・我満 晴朗)

 将棋の第65期王位戦第2局は18日、北海道函館市の「湯元 啄木亭」で2日目が指され、後手の藤井聡太王位(21)=王将など7冠=が挑戦者の渡辺明九段(40)に97手で敗れた。シリーズ成績は1勝1敗のタイとなった。藤井は連続5期による「永世王位」の資格獲得が懸かる。1日の棋聖戦第3局で「永世棋聖」の資格を手にしたのに続く、2つ目の永世称号獲得を目指す。第3局は30、31日に徳島県徳島市の「渭水苑」で行われる。

 19日に22歳の誕生日を迎える藤井だが、21歳最後の対局を白星で飾ることはできなかった。

 対局後、藤井は「対応が良くなかった。序盤の組み上がりから難しかった。そこでバランスを崩してしまったので力不足だったかなと思う」と振り返った。その後に登場した大盤解説場でも「1日目の封じ手の手前が一番の勝負どころだったと思うが、そこでうまく指せなかった。本局は一方的な内容になってしまったので、次は熱戦にできるように頑張りたい」と反省しきりだった。

 渡辺相手にはここまで21勝4敗と圧倒していたが、2023年5月13、14日の名人戦第3局以来、431日ぶりの黒星を喫した。

 1日目の戦型は相掛かり。角交換を経て迎えた午後は長考合戦となり、渡辺が53手目を封じて終了した。2日目は角交換からじわりと攻勢を強められると、そのまま一方的に押し切られた。

 6、7日に愛知県名古屋市で行われた開幕局は千日手指し直しの末、藤井が終盤の大逆転で先勝。第2局の前夜祭では「一手一手読みを入れて、皆さんに楽しんでいただける将棋を指したい」などと意気込みを語っていた。今シリーズを制すと5連覇となり、棋聖位に続く2つ目の永世資格を獲得する。

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