阪神・村上 2年連続“ウル虎鯉退治”任せろ！3連戦先陣広島・床田に投げ勝つ

笑顔を見せる村上（撮影・岸　良祐）

　阪神・村上が“ウル虎ピッチ”で、広島・床田に投げ勝つ。19日からの3連戦は恒例の「ウル虎の夏2024」として開催。そのイベント初戦での先発を任された。立ちはだかる相手の先発左腕とは、今季既に5度目のマッチアップ。過去4試合で2勝2敗と互角の対戦成績。勝ち越しを決め、前半戦を終えるつもりだ。

　「前半戦を良い形で終わりたい。相手が床田さんなのでしんどい試合になると思うが、粘り強くやりたい」

　実は同イベントが開催された昨年7月28日の広島戦（甲子園）で先発し、7回5安打2失点で勝利を挙げている。この日は鳴尾浜球場での投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで軽めの調整をした。

　2年連続の“ウル虎鯉退治”へ向けては今季の対戦打率・412（17打数7安打）と相性の悪いリードオフマン・秋山封じが重要となる。「秋山さんには打たれているので。立ち上がりをしっかり準備して迎えたい。一人一人抑えていけるようにしたい」。100周年を迎える甲子園球場をイメージした深緑のウル虎限定ユニホームに身をまとい、カープ打線を圧倒する。（松本　航亮）