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慶応 8回追いつくも…甲子園連覇の夢散る 森林監督「良い試合を見せてくれた」

スポニチアネックス / 2024年7月19日 5時2分

<慶応・桐蔭学園>試合に敗れた慶応ナイン(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権神奈川大会5回戦 慶応2ー4桐蔭学園(2024年7月18日 BP相石ひらつか)

 昨夏に続く甲子園大会2連覇を目指した慶応が、5回戦で姿を消した。森林貴彦監督は「最後に良い試合を見せてくれた」と涙ながらに選手を称え「残った1、2年生が3年生の思いを引き継いでほしい」と前を向いた。

 4回途中から登板したエース右腕・小宅が5安打を浴びるなどして勝ち越される苦しい展開。8回に2番・酒井一玖(いっきゅう=2年)の適時打で同点に追いつく粘りを見せたが、9回に鈴木が2点を奪われ力尽きた。

 主将の加藤右悟(ゆうご=3年)は「もう一度、日本一になろうと一年間やってきた。自分の力が足りず、申し訳ない」と号泣。単位不足で留年したため2年ながら最後の夏を終えた小宅も「チームに貢献できない一年間だった。申し訳ない」と悔しさをにじませた。

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