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【羽生結弦さんプロ2年の軌跡(3)】12月に節目30歳「生きる芯をより明確に」

スポニチアネックス / 2024年7月19日 6時2分

プロ転向2周年を迎えた羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)

 フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロとして活動する羽生結弦さん(29)が19日、プロ転向2年を迎えた。初の単独ツアー「プロローグ」や東京ドームツアー「GIFT」、2年目の「RE_PRAY」など、アイスショーでは異例ずくめの単独公演を数々成功。プロ3年目、12月には30歳を迎える節目に、2年の軌跡、今後の可能性について語り尽くした。以下は一問一答。

 ――12月に30歳の節目を迎える。思い描いていた30歳、実際にそこに到達する実感は。

 「僕が18歳や16歳に思い描いていた30歳は、正直たぶんスケートやっていないんじゃないかなって思っていました。平昌五輪が終わって24歳ですぐにプロになり、5年くらい活動したらもういいかという感じだったんですが、思い描いていたものとは全然体力のつき方も、技術のつき方も全然違います。“あ、こんなにもまだまだやれるんだな”という実感と、未来に向けての可能性を凄く感じています。自分が思ったよりも、人間ってまだまだやれるんだなという感じではいますね」

 ――どんな30代にしたいか。

 「特に何も変わらないですけどね。ただ、どんどん自分の表現を磨いていき、練習という、いわゆる自分と常に向き合い続ける時間が増えれば増えるほど、自我みたいなものがだんだん磨かれていく、というか。自分の根幹がどんどん確立されているという感覚は凄くあります。30代は30代で自分というものをまた大切にしながら。でも、魅せるということ、スケートと向き合うことが自分にとっての幸せの大きな部分を占めていると思うので、皆さんにとって、自分がある意味、30年間生きている意味や、存在理由を常に自分自身に持ちながら。ファンの人が見てくれるから、とか、僕にはスケートしかないから、だけではなく、自分自身の中に常に生きる芯をより明確につくっていきたい30代だなとは思っています」

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