DeNA・筒香嘉智 肋骨疲労骨折で球宴辞退 「非常に残念。痛みがまだある」 代役はオースティン

DeNA・筒香

　日本野球機構（NPB）は18日、オールスターに出場予定だったDeNA・筒香嘉智外野手（32）が左第6肋骨疲労骨折のため辞退したと発表した。代わってタイラー・オースティン内野手（32）が初選出された。

　ファン投票での選出だった筒香は、神奈川県横須賀市内の2軍施設でリハビリを行い「出たい気持ちはありましたけど、出られる状況じゃない。非常に残念。痛みがまだある」と説明した。16日にキャッチボールを再開。17日にバットを軽く振り始め、この日は室内で正面からのトスボールを約10分間打ち返した。「全然出力も上げていない。体と相談しながら」と今後、実戦復帰時期を模索していく。チームは首位巨人と1・5ゲーム差の3位で「一日でも早く治して、力になりたい」と語った。

　≪西武・中村剛也と日本ハム・水野達稀も辞退≫NPBからは、ファン投票で選出されていた西武・中村剛也内野手（40）と日本ハム・水野達稀内野手（23）も辞退することが発表された。中村剛は右手関節炎のため、水野は右足関節外側じん帯損傷のため、ともに出場選手登録を外れている。代わってオリックスの太田椋内野手（23）とアンドレス・マチャド投手（31）が選出された。太田は「（ホームランを）頑張って打ちたい」と抱負。ホームランダービーには中村剛に代わって、ソフトバンクの山川穂高内野手（32）が参加する。