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真田広之 エミー賞主演男優賞候補に 配信ドラマ「将軍 SHOGUN」最多22部門25ノミネート

スポニチアネックス / 2024年7月19日 5時17分

エミー賞候補になった(左から)真田広之、アンナ・サワイ、浅野忠信(AP)

 米テレビ界で最高の栄誉とされる第76回エミー賞の各賞候補が17日発表され、ハリウッド制作の時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」に主演した真田広之(63)が連続ドラマ部門の主演男優賞にノミネートされた。同作は最多の22部門・25ノミネートに上った。発表と授賞式は9月15日にロサンゼルスで開かれる。

 主要部門では、主演女優賞に海外を拠点に活動する女優アンナ・サワイ(32)、助演男優賞に浅野忠信(50)と平岳大(49)がノミネートされた。作品賞や監督賞、脚本賞の候補にも挙がり、俳優、スタッフ合わせて日本人は11人が名を連ねた。いずれも連続ドラマ部門。

 エミー賞は、映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞、演劇のトニー賞と並ぶ、米4大エンターテインメント賞の一つ。日本人がエミー賞の主演男優賞候補になるのは異例。1981年に故三船敏郎さんが同じ原作から作られたドラマ「将軍 SHOGUN」でノミネートされており、米芸能メディアは真田が「ミフネの足跡に続いた」と報じた。

 受賞すれば日本人初の快挙。真田は「栄誉あるエミー賞にノミネートされたことを大変うれしく、光栄に思います。改めて作品に関わってくださった全ての方々に感謝いたします。そして応援してくださった視聴者の皆さま、本当にありがとうございました」とコメントを発表した。

 作品はジェームズ・クラベルさんのベストセラー小説が原作で、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」で配信。戦国時代を舞台に、真田は徳川家康がモデルの武将を演じた。真田がこだわった日本の時代劇のリアリティーと、ハリウッドの制作陣の壮大な映像が相乗効果を生んだ。シーズン2制作も決定しており、真田は「これを励みに、よりよいシーズン2を目指してまいりたい」と語っている。

 真田は今作のプロデュースも手がけており、作品賞を受賞すればプロデューサーとしての栄誉を得る。真田将軍の“天下獲り”に期待が膨らむ。

 ▼浅野忠信 日本でもたくさんの方が「SHOGUN 将軍」を見てくれて、応援してくれていたので感謝しています。僕は本当にラッキーな人間なんだと思います。真田さんのような素晴らしい先輩、そしてアンナ・サワイさんのような頼もしいスターの方たちと優秀なキャスト、スタッフと仕事ができて皆さんに支えられてここまでこられました。(授賞式について)僕は日本人なので分からないことだらけですが、それも含めて楽しもうと思います。

≪俳優3部門で候補も…81年三船版は受賞逃す≫エミー賞は米国テレビ芸術科学アカデミーが主催し、米国内の優れた番組や制作技術などテレビに関する業績を表彰。過去には、93年に衣装デザイン賞を受賞したワダ・エミ(和田恵美子)さんをはじめ、美術賞や音響効果賞などスタッフ部門で多数の日本人が輝いている。俳優部門では日本人の受賞はない。81年版の「将軍 SHOGUN」で三船さんが主演男優賞、島田陽子さんが主演女優賞、目黒祐樹(76)が助演男優賞にそれぞれノミネートされたが受賞はかなわず。07年に「HEROES」でマシ・オカ(岡政偉、49)が助演男優賞にノミネートされている。

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