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カブスが鈴木誠也の通訳・松下登威氏を解雇と米報道 “水原スキャンダル”とは「同様の状況でない」

スポニチアネックス / 2024年7月19日 8時8分

試合前、マドリガル(右)と話す鈴木(左)、松下通訳(2022年3月撮影)

 カブスが鈴木誠也外野手(29)の通訳を務める松下登威氏を解雇したと18日(日本時間19日)、米メディアが報じた。

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は鈴木がメジャー移籍してから2年半、通訳を務めていた松下氏が解雇となり、今後は「鈴木氏の代弁者を務めることはない」とカブスの球団関係者が明らかにしたと報道。

 鈴木の通訳は今後、今永昇太の通訳、エドウィン・スタンベリー氏らがサポートするという。

 日本選手の通訳をめぐってはドジャース・大谷翔平の元通訳、水原一平被告が開幕直後の3月中旬に解雇。その後、違法賭博などの借金を返済するため、大谷の銀行口座から約1700万ドル(約26億5200万円)を盗んだとする銀行詐欺などの罪で訴追された。

 シーズン中の解雇は異例だが、「ジ・アスレチック」は「カブスでは同様の状況に直面していないとチーム関係者は強調した」とも報じている。

 MLBはこの日、来年3月19、20日に日本で開催されるメジャー開幕戦がカブス-ドジャースに決まったことを発表。鈴木、今永の所属するカブスと大谷、山本由伸の所属するドジャースの対戦が日本で見られるとあり、日本ファンも盛り上がっている中で、水を差す形となった。

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