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「虎に翼」岡部たかし息子・岡部ひろき初登場!父からエール「いい経験に」父出演舞台に衝撃 演技の道へ

スポニチアネックス / 2024年7月19日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」第80話。入倉始(岡部ひろき)(C)NHK

 ◇「虎に翼」入倉始役・岡部ひろきインタビュー

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第80回が放送され、新潟地方裁判所の裁判官役を演じる俳優の岡部ひろき(23)が初登場した。主人公の父親役を好演した父で名脇役の岡部たかし(52)からバトンを引き継ぐ朝ドラ“父子リレー”が話題。出演の心境や役作りについて聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第76回(7月15日)から新章「新潟編」がスタート。岡部が演じるのは星航一(岡田将生)の部下で、新潟地裁刑事部で裁判官を務める入倉始(いりくら・はじめ)役。憶測で物事を判断するところがあり、しばしば佐田寅子(伊藤沙莉)と対立する。

 第80回は欠員を補うため、寅子は毎週水曜日に本庁の刑事事件を担うことに。本庁に出向き「よろしくお願いします!」と元気にあいさつも、入倉は「お願いします」と生返事。寅子より自分のヘアスタイルの方が気になっている。初登場シーンから嫌な雰囲気を見事に醸し出し、SNS上には「一癖ありそう」「新潟の小橋」「(父と)雰囲気が似てる」などの声が上がった。

 岡部の朝ドラ出演は、笠崎みえ(宮澤エマ)の料亭「巳佐登(みさと)」で働く平左役を演じた昨年度前期「らんまん」に続き、2年連続2作目。「虎に翼」放送開始後にオーディション合格の連絡が入った。

 「素直にうれしかったですね。第1週から見ていて、とても面白かったので、呼んでいただけて光栄でした」と喜び。父は法律の道に進む寅子の背中を押した猪爪直言役を好演し、第43回(5月29日)で涙と笑いの退場。今作への出演を報告すると「伊藤さんをはじめ、共演者の皆さんのお芝居が凄いから、いい経験になると言ってくれました」と父からのエールを明かした。

 自身初の裁判官役。当初は「自分にできるのかな」と不安もあったが、演出陣から所作や劇中の事件について「きめ細かく教えていただいたので、裁判官という職業よりは入倉という人物のことを集中して考えることができました」と感謝。法廷シーンは「猫背にならないようにしました(笑)」と振り返った。

 最初に台本を読んだ時の印象は「入倉は、人に寄り添い、平等であろうとする寅子さんとは真逆。何より“こいつ、ムカつくな”と思いました(笑)。嫌みがあって、ウザくて、憎たらしい。なので、伊藤さんにもムカついてほしくて、斜に構えて演じることを意識しました。入倉が寅子さんに突っ掛かるシーンで、伊藤さんが“ムカつく~!”と言ってくれたので、それはうれしかったですね」。座長からもお墨付きが出た芝居が注目される。

 和歌山県出身。進路に悩んでいた地元の工業高校土木科3年の時、父も常連として参加している演劇ユニット「城山羊の会」(CMディレクター・山内ケンジ氏プロデュース)の「自己紹介読本」大阪公演(18年4月、父も出演)に衝撃。「登場人物たちが今、本当にそこにいて、それをのぞき見しているような感覚。こんなに面白いものがあるんだ」。演技の道を志し、上京した。

 19年10月、劇団「東京ミルクホール」本公演「レッツゴーギャング」で役者デビュー。21年の大河ドラマ「青天を衝け」(渋沢篤二の次男・渋沢信雄役)や今年4月期のドラマ10「燕は戻ってこない」(第3話ゲスト)、今年1月に公開された映画「カラオケ行こ!」(監督山下敦弘)で主人公・岡聡実(齋藤潤)が部長を務める合唱部のコーチ・松原役を演じるなどステップアップ。「虎に翼」を機に、今後がさらに期待される。

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