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加納陸とオラスクアガはともに一発パス あすWBOフライ級王座決定戦

スポニチアネックス / 2024年7月19日 13時18分

計量をパスした加納(左)とオラスクアガ(撮影・篠原岳夫)

 ◇WBO世界フライ級王座決定戦 同級2位 加納陸(大成)<12回戦>同級3位 アンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)(2024年7月20日 東京・両国国技館)

 あす20日に開催される「PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9」の公式計量が19日、東京ドームホテルで行われた。WBO世界フライ級王座決定戦は8年ぶりの世界挑戦となる同級2位・加納陸(26=大成)がリミットを100グラム下回る50.7キロ、同級3位アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)が300グラムアンダーの50.5キロで、ともに一発パスした。

 加納は16年8月のWBO世界ミニマム級王座決定戦で世界初挑戦し、高山勝成(当時仲里)に6回負傷判定負け。その後、地域タイトルのWBOアジア・パシフィックでライトフライ級とフライ級の2階級を制し、約8年ぶりの世界挑戦にこぎつけた。今回の試合へ向けては約120ラウンドのスパーリングを消化。18日の公式会見では「勝ちにこだわった試合をして、世界のベルトを取り切る」と決意を示していた。

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