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喫煙&飲酒の体操女子・宮田笙子、現在は「かなり憔悴」も…聞き取り調査に気丈「重みを理解していた」

スポニチアネックス / 2024年7月19日 14時22分

会見の冒頭、頭を下げる日本体操協会・藤田会長(右から3人目)ら関係者たち(撮影・村上 大輔)

 体操女子でパリ五輪代表の主将に選ばれていた宮田笙子(19=順大)が喫煙の疑いでチームを離脱した問題を受け、日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開いた。宮田との事実確認を経て、同氏のパリ五輪出場辞退を発表。宮田の様子について「かなり憔悴(しょうすい)している様子」と明かした。

 会見には同協会の藤田直志会長、西村賢二専務理事と宮田が所属する順大・原田睦巳監督(日本代表コーチ)らが出席。冒頭、藤田会長は「心からお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ありません」と深々と頭を下げた。

 協会によると、宮田は喫煙疑惑を受け事前合宿地のモナコから18日に帰国。都内で聞き取り調査に応じた。その結果、6月末から7月にかけて喫煙行為を行ったことが発覚。さらに同時期、トップアスリートの国際競技力を向上させることを目指した施設、味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)内のアスリートビレッジで飲酒行為をしたことも発覚した。

 記者から宮田の様子を問われると、西村専務理事は「神経をつかい、かなり憔悴している様子がうかがえた」と報告。「しかし、気丈にしっかりと話をしてくれました。規則という重みを宮田選手は凄く理解をしておられて、なおかつ自分の行為に対し、真摯(し)に向き合う姿勢が印象的でありました。“さすが”だと」と、聞き取り調査に応じた宮田の印象を語り、「(聞き取り調査中に)苦しい場面もありましたが、正直に、素直に、しっかりと話をしてくれました」と説明した。

 21年東京五輪後に現れた新エース。22年世界選手権の平均台では銅メダルを獲得し、今年4月の全日本選手権で初優勝。5月のNHK杯では大会直前に左内転筋を痛めるも3連覇を達成し、初の五輪出場権を獲得した。

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