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体操女子 パリ五輪団体戦は“異例”「4人で戦わざるを得ない」 宮田笙子が喫煙&飲酒で辞退 交代認めず

スポニチアネックス / 2024年7月19日 14時31分

<体操NHK杯第3日>パリ五輪代表入りした(右から)宮田笙子、岸里奈、岡村真、中村遥香、牛奥小羽(撮影・小海途 良幹)

 体操女子でパリ五輪代表の主将に選ばれていた宮田笙子(19=順大)が喫煙の疑いでチームを離脱した問題を受け、日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開いた。宮田との事実確認を経て、同氏のパリ五輪出場辞退を発表。代表には16年リオデジャネイロ、21年東京代表の杉原愛子(24=TRyAS)が補欠を務めているが「登録期日を過ぎていること」「けが以外の交代は認められない」ことを理由に、現在登録されている岸里奈、岡村真、中村遥香、牛奥小羽の4人で戦うと発表した。

 会見には同協会の藤田直志会長、西村賢二専務理事、宮田が所属する順大の原田睦巳監督らが出席。藤田会長は「心からお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ありません」と深々と頭を下げた。

 協会によると、宮田は喫煙疑惑を受け事前合宿地のモナコから18日に帰国。都内で聞き取り調査に応じた。その結果、6月末から7月にかけて喫煙行為を行ったことが発覚。さらに同時期、トップアスリートの国際競技力を向上させることを目指した施設、味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)内のアスリートビレッジで飲酒行為をしたことも発覚した。

 宮田の離脱に伴う代表メンバーの変更について、西村専務理事は「五輪のエントリーのシステムとしての期日が過ぎている」と明かし、「病気やけが以外の交代は認められない」と説明。JOCと協議をしているというが「今回は適さない」として「現時点では4人で戦わざるを得ない」と無念の表情を浮かべた。

 体操の団体総合は、5人がメンバーとして登録される。予選では1チーム各種目4人が演技し、各種目の上位3人による総得点で争う。60年ぶりの団体メダルを狙う女子にとって、新エースの離脱は痛手となった。

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