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田中恒成の初防衛戦は中止 畑中清詞会長「悪い例をつくるわけにはいかない」

スポニチアネックス / 2024年7月19日 15時33分

試合がキャンセルになりコメントするジョナタン・ロドリゲス陣営の関係者(撮影・篠原岳夫)

 20日に東京・両国国技館で開催される「PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9」の公式計量が19日、東京ドームホテルで行われた。WBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(29=畑中)が初防衛を狙ったタイトルマッチは中止された。

 田中は52・1キロで一発パスした。一方、挑戦者の同級12位ジョナタン・ロドリゲス(28=メキシコ)は1回目の計量でリミットを2・9キロもオーバーする55・0キロ。挑戦者陣営によると、その後、体重を落とそうとしたものの、足にけいれんを起こすなど健康管理上の問題が発生したため、両陣営が協議した上で中止を決定した。

 畑中ジムの畑中清詞会長は「(挑戦者陣営のプロモーター、パコ・ダミアン氏から)ジョナタンが足にけいれんを起こしていると聞いた。ウチとしても2階級上の選手と試合をやらせるわけにはいかない。そういう悪い例(計量で大幅にオーバーしても試合できる)をつくるのはよくない」と怒りをにじませた。さらにジョナタンについて「ボクシングをやめた方がいい。階級を間違えてるんじゃないの」と非難した。畑中会長によると、電話で連絡したところ田中は「(再計量の猶予期限である午後)3時までは臨戦態勢でいます」と話したという。

 挑戦者陣営のダミアン氏は「2カ月間、自己犠牲してきた田中選手に申し訳ない。ジョナタンはアステカの戦士なので、とても恥ずかしい思いをしていると思う」と語った。計量2日前の17日、練習中に、けいれんを起こした。「こんなことは初めてだった」と同氏。その後も計量当日までサウナやロードワーク、ジムワークで体重を落とす努力を続けた。再びけいれんを起こし、健康上の問題があると判断したという。

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