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【玉ノ井親方の視点】霧島は別人のような相撲になってしまった。どこかを痛めてなければ良いのだが

スポニチアネックス / 2024年7月19日 19時56分

霧島(左)は平戸海に押し出しで敗れる(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所6日目 ○平戸海(押し出し)霧島●(2024年7月19日 ドルフィンズアリーナ)

 霧島は3日目までは良い内容の勝ち方だったが、4日目に大栄翔に敗れてから相撲が別人のようになってしまった。どこかを痛めていなければ良いのだが。

 大栄翔戦で土俵下に落ちた際に、右足を気にする様子を見せていた。その時にケガをした可能性もある。

 この日も立ち合いで当たってはいたが、頭が下がって形が崩れていた。平戸海はスピードがあって、どんどん前に出てくるタイプ。左を差して食い止めようとしていたが、まともに正面から受け止める形になってしまった。

 左を使おうとするのであれば右も使わないとダメ。横に振ったり、いなしたり揺さぶらないと相手の出足を止めることはできない。

 良い時の霧島なら、つっぱりながら前に出て、横に動いて先手先手で自分の流れに持ち込むことができていた。

 だが、今は勝たなければならないというプレッシャーで体が萎縮してしまっている。大関に返り咲くことができる10勝を意識する気持ちは分かるが、今から星勘定を考えていたら後半はもっとプレッシャーが大きくなる。

 とにかく今は目の前の一番だけに意識を集中して、自分の相撲を相手にぶつける気持ちで取ることだ。きょうの相撲をVTRで見て、反省して頑張ってほしい。(元大関・栃東)

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