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広島・矢野の「気の利いた」送球 7回無死満塁のピンチで捕手へ 併殺完成の一助になった送球

スポニチアネックス / 2024年7月19日 22時35分

<神・広>7回無死一、二塁、野口の中前への打球の後、一走・大山(手前)と矢野の二塁上のクロスプレーを巡ってリプレイ検証となる(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 広島1ー0阪神(2024年7月19日 甲子園)

 高い守備力を誇る広島・矢野の「気の利いた」送球だった。

 1点リードの7回無死満塁。先発・床田は坂本を遊ゴロに打ち取った。内野は前進守備。ツーバウンドで打球を処理した矢野は迷わずホームに投げたが、この送球が「気が利いて」いた。

 矢野は捕手からみてやや一塁寄りにボールを投げた。捕球した捕手にしてみれば、ボールを受けたそのままの流れで一塁に送球できる位置だ。遊―捕―一の併殺を意識した送球。

 決して難しいプレーでも、目立ったプレーでもない。それでも「気の利いた」1球がピンチ脱出に力を貸したのは確かだ。

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