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須磨翔風 橋本&広田の2年生リレーで16強進出 阪神・才木の母校が「3度目の正直」聖地狙う

スポニチアネックス / 2024年7月20日 6時31分

<須磨翔風・姫路> 初回、ガッツポーズでベンチに戻る須磨翔風・橋本 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦 須磨翔風7ー0姫路(2024年7月19日 明石トーカロ)

 兵庫大会4回戦では昨秋、今春と県大会準優勝の須磨翔風が7―0で快勝した。エース・槙野遥斗(3年)を温存し、先発・橋本昊樹(こうき)から広田主直(すなお)につなぐ2年生右腕リレーで零封。“3季目の正直”で初の甲子園出場を狙う。

 背番号「11」の2年生が、マウンドで躍動した。先発した橋本は初回先頭打者にヒットを許し、送りバントを決められていきなり得点圏に走者を背負ったが、動じない。「守備がいいので、どんどん打たせよう」。得意のスライダー中心の組み立てで、6回無失点と試合をつくった。

 中尾修監督は「5回から継投の予定でしたが、打順の絡みもあって橋本には6回まで頑張ってもらいました。槙野は9回を予定していたのですが、コールドになってしまって」とうれしい誤算でエースを温存できたことを喜び、「これから先、中1日で槙野、槙野、槙野っていけませんからね」と続けた。2番手・広田も7回を3人で片付け、2年生右腕リレーで4回戦突破だ。

 橋本は、目標の投手に槙野を挙げる。中学時代に所属した神戸球友ボーイズでともにプレーしていた頃から、1学年上の先輩の背中を追いかけてきた。その槙野からスライダーの直伝を受け、今は決め球とする。5回2死一、三塁で姫路の1番・村尾を空振り三振に取ったのも「スライダー」(橋本)だった。

 阪神・才木の母校としても知られる須磨翔風。昨秋の県大会決勝は報徳学園に2―3、今春の同決勝は社に4―6で敗れ、いずれも優勝に届かなかった。2年生の躍進で16強入り。大黒柱も休養十分で22日に滝川二との5回戦に臨む。“3季目の正直”で初の甲子園を目指す。 (千田 篤史)

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