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ソフトバンク・牧原大 西武・武内から復帰後初の打点「いいピッチャーなので思い切りと気持ちだけで」

スポニチアネックス / 2024年7月20日 5時1分

<西・ソ>4回、適時打を放つソフトバンク・牧原大 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4ー0西武(2024年7月19日 ベルーナD)

 ソフトバンク・牧原大が、復帰後初の打点を記録した。4回、正木の適時打で先制し、なお2死二塁。西武・武内の外角147キロ直球を中前へ運んで3試合連続安打とした。

 「いいピッチャーなので思い切りと気持ちだけでいきました」

 この一打だけでなく、背番号8はさまざまな攻略への布石を打っていた。2回1死一、二塁。チャンスでセーフティーバントを狙った。チームの天敵といえる存在の左腕を揺さぶった。適時打を放った直後もすかさす二盗を成功させて、息つく暇を与えなかった。

 2点リードの7回無死では送りバントを決めて、追加点に貢献。4月28日に右内腹斜筋損傷で出場選手登録を抹消されたが、15日のロッテ戦で約2カ月半ぶりに1軍復帰。盗塁も犠打も復帰後初だ。小久保監督は「3点目がほしかった。うまく進めてくれた」と地味な働きを評価した。

 離脱中はドラフト3位ルーキー・広瀬が定位置をつかみかけたが、指揮官は牧原大の完治とともに、右の大砲候補をファームへと送り返した。ここ2試合は打順が7番に上がった。キーマンとして期待しているのは明白。復帰4試合目を終えた牧原大は「スピードにも慣れてきました。(あとは)小さいところを修正しながらです」と手応えを語った。

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