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MLB日本開幕戦 選手の負担考慮 全試合東京ドーム開催が“落としどころ”か

スポニチアネックス / 2024年7月20日 1時32分

東京ドーム全景

 大リーグ機構(MLB)は18日(日本時間19日)、大谷翔平投手(30)らが所属するドジャースと、鈴木誠也外野手(29)らのカブスが来年3月18、19日(日本時間)に東京ドームで開幕シリーズを戦うと発表した。大リーグ公式戦の日本開催は、19年マリナーズ―アスレチックスの開幕シリーズ以来6年ぶりとなる。

 【記者の目】日本での開幕戦実施が最初に報じられたのは21年7月だった。MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが「早ければ23年に日本でエンゼルスの開幕戦を行う検討を進めている」と明言。当時から大谷の所属球団が前提だった。

 ドジャースは今年3月、韓国で開幕シリーズを実施。日程は大谷移籍前の23年7月に決まっていた。このため、同一球団が北米以外で2年連続開幕を迎える前例がないことや、時差もある長距離移動での選手の負担などでド軍の来日は一時、不透明に。ただ、日本企業と相次いで契約した球団のメリットが多く、今回は球団の運営投資グループ「グッゲンハイム・ベースボール」がスポンサーになった。大リーグ関係者は「移動を含めた選手の負担を考慮し、強化試合を含めて全て東京ドームで行う可能性が高い」と説明。開催候補だったエスコンフィールドなどで試合を行わないことが、“落としどころ”となった可能性がある。

 大谷は23年WBC、24年韓国開幕、25年日本開幕に続き、26年WBCも日本でプレーする可能性が高い。4年連続で早期の調整を余儀なくされ、米国とアジアを往復する負担が懸念される。(MLB担当・柳原 直之)

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