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上沢 DFA→マイナー残留決めた理由語る「自分の中では日本に帰る選択肢はなかった」

スポニチアネックス / 2024年7月20日 2時31分

オールスターブレーク中に英気を養う上沢(左)と寺嶋大賜通訳(提供写真)

 レッドソックス傘下3Aウースターに所属する上沢直之投手(30)は、メジャー昇格中の9日にDFA(メジャー出場の前提となる40人枠から外れる)を通告され、その後マイナーでの残留を決断した。米1年目の戦いを語る「Uwasawa’s Journey」の第4回。決断理由などを語った。(取材・構成=柳原 直之)

 DFAの通告は覚悟していました。メジャーは入れ替えも激しく、僕は状態が全然良くなかったので、どこかで気持ちの準備はしていました。

 ただ、家族はショックを受け“米国でこんなに大変な思いをする必要はなかったんじゃないか”と凄く心配していました。幼い子供2人と妻を日本に残して、家族と離れるのはやっぱり寂しいし、かわいそうな思いをさせていますが、妻には“僕が選んだ道。なかなか経験できることではないし、とにかく後悔しないようにやるよ”と伝えました。

 自分の中では日本に帰る選択肢はなかったです。人生全体でもそうですが、悪い時にどうやってもがいているかが、今後につながってくると思います。今の状態ではたとえ日本に帰っても勝負できません。シーズン最後まで頑張れば、見えるものがあるかもしれないので、後悔しないようにやりたいです。

 ウースターでは6月から中継ぎとして投げています。主に複数イニングで、メジャー昇格した時もこの役割を任されると思います。ただ、初めてやってみると難しいことばかり。先発であれば、1週間に1度の登板間にブルペンで投げて、崩れたフォームを修正することができましたが、中継ぎだと試合が続くのでその修正が難しい。初球から100%の出力で投げることも課題です。どんどん自分の投げ方が分からなくなる感じもしていて、まずは直球でしっかりストライクを取れるように取り組んでいます。

 マイナーリーグもオールスターブレークが終了。3日間のオフはウースターから少し離れたところに一軒家を借り、テラ(寺嶋大賜通訳)とゆっくり過ごしました。家には備え付けのサウナがあり、目の前が湖。自然の中で、毎日サウナに入ったり、湖で釣りをしたり、たき火をしたりと、リフレッシュできました。

 今は調子を崩してなかなか結果が出ない状態ですが、納得できる状態に戻すことができれば、米国でも勝負できると思っています。(レッドソックス傘下3Aウースター投手)

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