臼井麗香 大会コース記録更新で単独首位に「相乗効果。引っ張られて良くなった」

＜大東建託いい部屋ネットレディス第2日＞　5番、イーグルパットを放つ臼井麗香（撮影・沢田　明徳）

　◇女子ゴルフツアー　大東建託いい部屋ネット・レディース第2日（2024年7月19日　ザ・クイーンズヒルGC（6505ヤード、パー72））

　7位から出た臼井麗香（25＝フリー）がボギーなしの9バーディーで大会コース記録を更新する63をマークし、通算14アンダーに伸ばして単独首位に立った。前日首位の三ケ島かな（28＝ランテック）と青木瀬令奈（31＝リシャール・ミル）が1打差の2位。パリ五輪代表の山下美夢有（22＝加賀電子）は2日連続の67で回り、通算10アンダーの7位につけた。

　3月に初優勝した臼井が大会コース記録を1打更新する63で首位に立った。同組だった藤田さが66、三ケ島も67の好スコアで回り「相乗効果。引っ張られて良くなった」と喜んだ。初優勝後は9位が最高と成績が安定していない。6月の大会で片山晋呉にバッグを担いでもらい、アプローチの助言をもらった。転がしが中心だったが、柔軟に対応できるようになったという。決勝も伸ばし合いが予想され、「どんぐりの背比べ。誰にでもチャンスがある」と言いながら「頑張る」と力を込めた。