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照ノ富士「そうなの?」 26年ぶりの独走6連勝も「気にするのは早い」左肘も問題なしで死角見当たらない

スポニチアネックス / 2024年7月20日 4時33分

<大相撲名古屋場所・第6日>翔猿を押し出しに破る照ノ富士(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所6日目(2024年7月19日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 横綱・照ノ富士が平幕・翔猿を押し出し、6連勝とした。一方、翔猿ら1敗勢5人全員に土がつき、6日目にして後続と2差をつけた。98年春場所、大関・若乃花が6連勝し、横綱・曙らに2差をつけて以来26年ぶりの独走状態を早くも築いた。カド番大関・貴景勝は平幕・若元春に送り出されて4敗目を喫した。

 1年前、同じ名古屋の土俵で2個目の金星を配給した翔猿を“完封”した。照ノ富士が、難敵を常に目の前に置いて冷静に料理。得意の右を差し込むと、一気に攻勢を強めて押し出した。

 「タイミングのずらし方がうまいだけ。低く構えているだけの力士と思っていた」

 対戦成績6勝3敗。相手を過大評価せず、もちろん過小評価もせず向き合ったことは、得意の右差しになるまで雑に攻め込まず、小兵と正対した取り口に明らかだ。そして、98年春場所の若乃花以来、6日目にして後続と2差をつけた。

 若乃花は初日からの連勝をその後12まで伸ばし、14勝1敗で4度目の優勝を飾り、翌夏場所後の横綱昇進へつなげた。照ノ富士にも、節目となる10度目優勝が見え始めたかもしれない。

 取組後の取材で、1敗勢が消えたことすら「そうなの?」と関知しなかった。「全然、半分もいってない。気にするのは早い」。5日目の豪ノ山戦後の花道で気にするしぐさをした左肘も「大丈夫」。死角を見つけることすら難しい、独走状態に入った。(筒崎 嘉一)

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