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【バスケ男子】日本 昨夏W杯王者のドイツに大敗…代表復帰の八村は19得点、富永の3Pシュート不発

スポニチアネックス / 2024年7月20日 4時41分

元チームメートで昨夏のW杯MVPのシュルーダーとマッチアップする八村塁(AP)

 ◇国際強化試合 日本83ー104ドイツ(2024年7月19日 ドイツ・ベルリン)

 男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)が、現地時間19日(日本時間20日)国際強化試合で昨夏のW杯王者ドイツ(同ランク3位)と対戦。21年東京五輪以来の代表戦となった八村塁(26=レイカーズ)は19点をマーク。しかしドイツに3Pシュートを高確率で決められるなど83ー104で大敗した。

 日本とドイツは五輪の1次リーグで同じB組に入り、27日の初戦で対決する。本番でも激突する両チームが、本番前に対戦する超異例の強化試合が実現した。

 この試合では渡辺雄太(29=千葉)がケガの影響でロスターから外れる中で、八村、河村勇輝(23=横浜)、富永啓生(23)、吉井裕鷹(26=三遠)、ジョシュ・ホーキンソン(29=渋谷)が先発出場。

 第1Qは連続3Pシュートを決められて、残り7分30秒まで0―6のランを許す中で、残り7分28秒で八村のアシストを受けたホーキンソンがゴール下でシュートを決めてチーム初得点。残り5分40秒に右ウイングから八村がこの試合初得点となる3Pシュートを決めると、残り5分3秒に左ウイングから連続3Pシュートを沈めた。残り4分31秒にホーキンソンのレイアップシュートで13―13の同点に追いついた。しかしその後、残り2分57秒まで0―10のランをくらって、一気に突き放された。

 第2Qは途中出場の比江島慎(33=宇都宮)の3点プレーそして馬場雄大(28)のスティールからのレイアップシュートで5―0のランから始まった。しかし23―29の残り7分38秒から0―17のランをくらって再びリードを広げられて、前半は31ー56と大量リードを許して折り返した。

 大量リードを許す中で第3Qも八村と比江島が得点を重ねたが、相手のエースで昨夏W杯のMVPデニス・シュルーダ―(30=ネッツ)、フランツ・ワグナー(22=マジック)の勢いを止められなかった。

 最終クオーターも得点を重ねながらも勝ち越すことは出来ず敗戦した。

 試合全体で3P成功率も日本が30%に対して、ドイツは46%と高確率で3Pシュートを決められた。

 チームトップは2本の3Pシュートを決めた八村の19得点。続いて主将の富樫勇樹(30=千葉)が3本の3Pシュートを含む13得点をマークした。先発出場して3Pシュートが期待された富永は7本全て失敗。フィールドゴールも10本放ったが決められたのは、2点シュート1本のみ2得点に終わった。

 今後は現地時間20日(日本時間21日)にパリ五輪前最後の国際強化試合でセルビア(同ランク4位)と対戦。そしてパリ五輪1次リーグの初戦でドイツと対戦した後は、フランス(同ランク9位)、ブラジル(同12位)と対戦する。

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