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尊富士が帰ってくる!8日目から出場決定「だいぶ戻った」いきなり十両首位の阿武剋と対戦へ

スポニチアネックス / 2024年7月20日 16時29分

朝稽古で上半身のトレーニングをする尊富士(撮影・前川 晋作)

 日本相撲協会は20日、大相撲名古屋場所8日目の取組を発表した。初日から休場していた東十両2枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)の出場が決まり、1敗で首位の阿武剋(24=阿武松部屋)との対戦が組まれた。

 尊富士は春場所で初土俵から所要10場所での史上最速優勝(付け出し除く)という歴史的偉業を成し遂げたが、右足首の靱帯損傷で翌夏場所は全休。優勝からわずか1場所の史上最速で十両に転落した。復帰を目指して慎重に調整を進め、場所前の今月10日から序二段力士を相手に実戦稽古を再開。11日の稽古後、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「まだ関取衆との稽古ができてない。途中から出られる可能性はあるけど…」と途中出場を示唆していた。

 場所中も朝稽古には毎日参加しており、この日は初めて本場所用の紫色の締め込みを着用して“臨戦態勢”。四股などの基礎運動で約1時間汗を流し、その後は稽古用の白まわし姿で一丁押しを約10本行った。鋭い立ち合いは健在で「だいぶ戻ったと思います。体は良い感じになってきました」と好感触を口にした。

 12日に日本相撲協会へ提出した診断書には「右足関節外側側副靱帯損傷」「2週間の休務加療を要す」と記されていたが、予定より少し早い復帰がかなう。8日目も休場となればその時点で負け越しが決まっていたが、そこについては「もともとそういうことは気にしていない」ときっぱり。「人間の再生能力を信じて、ありのままでやっています」と独特の表現で復活の時を見据えた。

 今場所は東十両2枚目のため、全休なら来場所の幕下転落が濃厚となる。関取残留、そして残り全勝なら勝ち越しも目指せる8日間の戦いへ。110年ぶりの新入幕優勝を決めた春場所千秋楽以来、119日ぶりに土俵に帰ってくる。

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