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巨人・大勢ヒヤヒヤ13セーブ目 2点リードで登板も3安打集中され、復帰後8戦目で初失点

スポニチアネックス / 2024年7月20日 17時30分

<中・巨>4番手で力投する大勢(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3中日(2024年7月20日 バンテリンD)

 巨人の守護神・大勢投手(25)が20日の中日戦(バンテリンD)で今季19試合目となるリリーフ登板。3安打を集中されて1点差に迫られるも同点は許さず逃げ切り、今季13セーブ目をマークした。

 4―2で迎えた9回に4番手として登板。まずは、昨季までチームメートだった先頭の相手4番・中田を2球で中飛に打ち取った。

 だが、続く細川にスライダーを右前打され、1死一塁。それでも後藤を153キロ直球で左邪飛に打ち取り、2死までこぎ着けた。後藤の飛球は7回から左翼の守備に就いていた若林がフェンス際でスライディングキャッチするスーパープレー。これで2死一塁となった。

 だが、途中出場していた板山にフォークボールを中前に弾き返され、2死一、二塁。代打・岡林にこの日最速の157キロ直球を左前適時打とされて1点差に詰め寄られた。

 なおも2死一、二塁とピンチが続いたが、石橋を156キロ直球で三ゴロに打ち取り、同点は許さず。7回途中4安打2失点と好投して降板していた先発左腕・グリフィンに白星を届けた。

 投球内容は1回で打者6人に対して19球を投げ、3安打1失点。三振、四死球はともになく、直球の最速は157キロだった。

 大勢は右肩違和感から6月30日に戦列復帰。復帰後は7試合連続無失点が続いていたが、8試合目で復帰後初失点となっている。

 ▼阿部監督(大勢について) 勝って反省できるからいいんじゃないですか。待っているボールを全部投げちゃうから。

 

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