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2安打2打点のヒーロー大城卓三「あした勝って…」と4秒絶句 そして「あした勝ちます!」

スポニチアネックス / 2024年7月20日 17時49分

<中・巨>殊勲の大城卓はガッツポーズ(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人4―3中日(2024年7月20日 バンテリンD)

 巨人の大城卓三捕手(31)が20日の中日戦(バンテリンD)で「5番・一塁」に入り、3回の満塁機に貴重な追加点となる2点適時打を放ってチームを勝利へと導いた。

 1―0で迎えた3回だった。

 2死走者なしから2番・吉川が2打席連続安打となる右前打を放ち、二盗にも成功してチャンスメーク。すると、初回から制球に苦しむ相手先発右腕・メヒアからヘルナンデス、岡本和が連続四球を選んで2死満塁とチャンスを広げた。

 ここで第2打席に入ったのが大城卓。メヒアがカウント1―1から投じた3球目、低めへの151キロ直球を右前に弾き返すと、三走・吉川、二走・ヘルナンデスが相次いでホームインした。

 大城卓は一塁ベース上から三塁側ベンチに向かって会心の笑み。ベンチの阿部監督は両手を高く上げた拍手で喜んだ。

 試合後、1点差で逃げ切った阿部慎之助監督(45)は「大城のタイムリーが大きかった」と一言。勝負強さを見せる5番打者に賛辞を送った。

 2安打2打点と活躍して敵地でのヒーローインタビューに臨んだ大城卓は「1打席目もいい感じで打ててたので。満塁だったんですけど、積極的にいこうと思って決めてたんで。いい結果になって良かったです」とホッとしたようにコメントした。

 6試合ぶり、今季18度目のスタメンマスクとなった前日19日の同戦では3打数無安打2三振に終わり、6月21日のヤクルト戦(東京D)から7月17日の阪神戦(東京D)まで続いていた連続出塁が19試合でストップ。

 この日は2試合ぶりに慣れない一塁へ戻っての先発出場となったが、即座に結果を出した。

 初回の第1打席では1点先制したあとの2死二塁で右中間を抜けるかと思われた打球を放ったが、右翼・後藤のダイビングキャッチに阻まれ逸機。悔しさを晴らす打席となった。

 2死走者なしからチームメートがつないで満塁となり、入った打席。「自分も後ろにつなぐ気持ちで打席に立ったら、いい結果が出たので良かったです」。セ・リーグはここまで空前の大混戦が続いているが、「本当に僅(きん)差のゲームが非常に多いですので、僅差のゲームを勝ち切ればチームに勢いもつくと思いますので、これからも僅差のゲームを勝ち切れるようにやっていきたいなと思います」と冷静に語った。

 あす21日は球宴前の前半戦ラストマッチ。首位ターンの可能性もあるだけに「あした勝って勝ち越せるように。オールスター前も最後ですので、はい。あした勝って…」と4秒ほど言葉に詰まってから「あした勝ちます!」と威勢が良かった。

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