巨人グリフィン「7回はボールが真ん中に集まっちゃった」と反省も2失点好投で5勝目 後半戦へも意欲

＜中・巨＞勝ち星を挙げたグリフィンは最後を締めた大勢（右）をハイタッチで迎える（撮影・椎名　航）

　◇セ・リーグ　巨人4―3中日（2024年7月20日　バンテリンD）

　巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手（28＝米国）が20日の中日戦（バンテリンD）で今季10度目の先発登板。7回途中4安打2失点の好投で、自身4連勝となる今季5勝目（2敗）を挙げた。

　味方打線の援護にも恵まれ、6回まで1安打8奪三振の快投。4―0で迎えた7回に2失点して降板したが、来日1年目だった昨季3勝0敗だった中日戦の連勝を今季対決で4に伸ばした。

　「コントロールも今日良かったし、ただ7回はちょっと真ん中に全部集まっちゃったかな」と反省したグリフィン。「具体的になんでかは分からないけど、結果的に7回はボールが真ん中に集まっちゃった」と振り返った。

　それでも、以前「岸田は賢い」と絶賛していた相棒とともにテンポ良くイニングを重ねて好投。テンポについては「それは意識している。同じいいテンポでメカニックも同じように投げてというのは意識している」と話した。

　これで前半戦の登板は最後だったが、「いい状態を維持しているので、このオールスター休み期間中にしっかり腕を休めてこれを持続できるように今後もしていきたい」と頼もしかった。