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貴景勝 カド番場所で5敗目 残り8日間で2敗しかできない苦境「勝たなきゃ何の意味もない」

スポニチアネックス / 2024年7月20日 19時42分

平戸海に寄り切られる貴景勝(右)(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所7日目(2024年7月20日 ドルフィンズアリーナ)

 9度目のカド番大関・貴景勝(27=常磐山部屋)が、新小結・平戸海(24=境川部屋)に寄り切られ、5敗目を喫した。19年九州場所以来、連続29場所守る大関からの陥落を回避するには、横綱、大関戦が待ち構える残り8日間、6勝が求められる苦境に立たされた。

 「勝たなきゃ何の意味もない。明日も気持ちを作って頑張っていくしかない」

 4度目のカド番だった21年秋場所は同じ2勝4敗の7日目、若隆景を押し倒して波に乗り6連勝した。12日目にカド番を脱したが、今回その再現はならなかった。

 それでも望みが全く絶たれたわけではない。「番付の世界ですから。しっかり準備してやるだけす」。切り替えて今場所初の大関戦、霧島戦へ視線を向けた。

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